幸せは足し算の中にはない、引き算の中にある〜満たそうとするのではなく、元々満たされていたことを思い出すだけ
昔は、旅行に行けない、新しい服を買えない、外食できない、
彼がメールを返さない、
あの先生はあーだ、
この先生のここが嫌だ、
親のこんなところが嫌い、
あの友達のくせが嫌だ、
なんて、
文句たれたれの日々だった。
だけど、
自分が本当に心から幸せになった時、
全ては引き算だったことに気づいたのだ。
毎日、
当たり前のように、朝がくる。
毎日当たり前のように、健康で、
五体満足な体、
戦争やミサイルの恐怖に怯える心配もなく、
当たり前のような平和な朝。
当たり前のように帰る家があり、
眠るあったかい布団があり、
当たり前のように水道からは水が出る。
そして、お湯さえも出る。
当たり前に家にはトイレがあり、
お風呂がある。
今日の食料はどうしようか、
もう3日も食べてない。
なんてことはなく、今日の晩御飯はなににしようかと考える、
日本のどこに行っても、
電気がつき、
電話が繋がる、
携帯も使える。
道路があり、
線路があり、
決まった時間にぴったりと電車がやってくる。
今日も仕事があり、
お給料すら毎月もらえ、
大好きな子どもたちがいて、
気の合う同僚がいる。
面白い先輩も、
大好きなこうぞうもいる。
あぁ、なんだ。
自分は元々色んな豊かさを持っていたんだ。
幸せになれたのではなく、
幸せだったことに気づいただけだった。
トイレが無ければ、
うんこまみれだぜ?
お湯がでなきけりゃ、
水風呂、水シャワーだぜ?
電気がつかなきゃ、
インターホン鳴らないぜ?
ドライヤーつかないぜ?
暖房つかない、
お湯湧かないぜ?
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しかも、毎日お湯ありがとう!
うんこさせてくれてありがとう!
お風呂なんて超絶幸せ!
ごはんありがとう!
命いただきます!
作ってくれた人ありがとう!
運んでくれた人ありがとう!
育ててくれた人ありがとう!
と毎日思っていると、
勝手に幸せになってゆくのさ。
嘘やと思うなら、やってみそ。
まじ、あ、
私、幸せやった!!
と、腹の底から思う日がくるから