プライベート出産〜体験記3

16466642_767179846778354_1496964740_o

プライベート出産〜体験記1

http://childmindart.jp/puribatebirth5/

プライベート出産〜体験記2

http://childmindart.jp/puribatebirth6/

 

**********

 

美空が無事に生まれ、

じゅんことこうぞうは安堵感に包まれながら、

ゆっくりと一瞬一瞬の喜びを味わっていた。

 

生まれてすぐのへその緒は、

白くて弾力があって、少しうねうねしている。

脈々としてまだ機能を発揮している状態。

 

だから、生まれてすぐにはへその緒は切らない

赤ちゃんはまだそこから栄養や、空気を取り入れているから。

(病院ですぐにへその緒を切るのは、単に時間短縮のため。

お互いの身体のことを考えると、すぐに切るのは本当はよくない)

 

 

で、最初からへその緒はすぐ切るつもりはなかったので、

お風呂でゆっくりとしていた。

 

ちなみに、胎盤は思ったより大きく、

片手で持ったらあり余る感じ。

大きくて少し緑がかっていてふわふわして柔らかかった。

 

 

「30〜40分くらいしたら出よう」

と思っていたが、

そろそろ出ようとすると、

美空が泣き出すため、

無理にするよりもう少し待とうと思った。

 

 

で、お風呂で1時間ぐらいいると、

じゅんこがそろそろのぼせてきた。

(それまでもトータル10時間くらいお風呂に入っている)

 

そろそろ出ようということになり、

こうぞうに美空を預けて立ち上がると、

全身が重力の重さに圧し潰されて、下のものと一体になってしまうんじゃないか?

というくらい身体の重さを感じると共に、

血の氣がバババババババッバーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

っと引いていくのが分かった。

 

 

今まで、くらっとくるぐらいの貧血は経験したことがあるが、

「や、やばい…し、死ぬ…」

と思うくらいの貧血だった。

 

ま〜そりゃそうだよね〜

出産して出血してるのに、

長いことお湯の中にいちゃいけないよね〜笑

(笑い事じゃないけど。笑)

 

 

で、「や、やべ」となって、

できるだけゆっくりゆっくりと動いた。

 

お風呂から足を出そうとするのも、結構苦労した。

 

美空を抱っこしたこうぞうに少し支えてもらいながら、

バスタオルで身体を拭いた。

 

その間に、こうぞうは、美空とつながったままのへその緒、胎盤を

洗面器にいれて暖かくした部屋に連れていき、

おむつ、洋服を着せ寝かせてくれた。

(この間、美空ギャン泣き。笑)

 

 

じゅんこは、お股からまだまだ出血していたので、

バスタオルで押さえながら移動しようとしたが、

脱衣所から一歩も動けなかった。

 

 

こうぞうが様子を見に来てくれ、

椅子の上に防水シートを用意してくれた。

 

じゅんこはそこに座って、

試合後のボクサー以上にうなだれた姿勢をとった。

 

 

頭が心臓より上に来てしまうと、

しんどすぎて座っていられないのだ。

 

「と、とにかく何かを補給しなければ」

 

と、こうぞうがフレッシュジュースをもってきてくれた。

 

筒状の入れものごと持って来てくれたのだが、

持って飲むことすら困難で、

「ストローが欲しい」とお願いして、

ストローでジュースを一気飲みした。

 

身体が「もっとだ!!!!全然足りないぞ!!!!!」

と危険信号を発信してくる。

 

 

その後、カシューナッツと、飲むヨーグルトを飲んで、

1時間ほど動けず、椅子に座ったままうなだれていた。

 

 

が、1時間たったあたりで

「もう横になりたい」

となり、こうぞうに支えてもらいながら、

防水シートをお股にはさみながらwww

脱衣所から、部屋に移動した。

 

4〜5mも無い距離なのだが、

途中で息切れしすぎて歩けなくなり、

休憩しながらなんとか敷いてあったお布団までたどり着いたのだ。

 

生まれたばかりの新生児、生んだばかりの母体には、

照明の明かりすら明るすぎるので、

できるだけ暗くした室内で、

美空はすやすやと眠っていた。

 

 

じゅんこは、その美空の姿を見て、

「可愛い!」とはその時全くもって思えなくて、

「とにかく無事に生まれてくれてよかった!」

という安堵感しかなかった。

 

 

やっと落ち着いてきたので、

こうぞうと2人で布団に横になって話をした。

 

 

「無事に生まれてよかった」

「怖かったね」

「本当に救急車呼ぼうと思ってたよね」

「だけど、その度陣痛が来て、言葉が出なかった」

「美空が言わせてくれなかった。笑」

「本当によく頑張ってくれてありがとう」

「側にいて励ましてくれてありがとう」

「じゅんこはこうぞうへの愛が本当により深まったよ」

 

そんな話をしながら、ゆっくりと過ごしていた。

 

 

で、出生届を申請するために、

じゅんこと美空、へその緒と胎盤がつながっている写真

が必要だったので、その写真を撮った。

 

そして、ようやくへその緒を切った

凧糸で切るところを2カ所縛り、

その間を切る。

詳しくは、この本→https://www.amazon.co.jp/あなたにもできる自然出産―夫婦で読むお産の知識-さかの-まこと/dp/488023642X

 

その時の写真がこちら↓↓

16522293_767147923448213_1712505881_o

 

(へその緒の写真撮るのに部屋を少し明るくした)

(本当はもっと暗い)

 

 

で、その後の胎盤はどうしたのかというと、

外国や自然出産では結構普通らしいのだが、

胎盤を血抜きして、調理して食べた。

 

血抜きはこの日にこうぞうが行い、

次の日、牛乳で臭みをとってレバーのオイスター炒めみたいなのを作ってくれた。

 

16492575_767146783448327_1034174954_o

 

16523385_767146726781666_1966322022_o

 

そして、これが意外なことに、

レバーなんかより全然美味しい!!!!のだ!!!

 

 

レバーみたいに変な臭みがなくて、

ふわふわしていて美味しい。

 

 

こうぞうは最初嫌がっていたが、

じゅんこが「美味しいよ!」

というを一口だけ食べて、

「うまいな!」となっていた。笑

 

 

はい!!ということで、長らくお付き合いくださりありがとうございました!!!!

 

プライベート出産についての書きたいことは、とりあえず以上です。

 

****

で、余談ですが、

先日、こんなメッセージをもらいました。

「自分たちの産みたい方法で?

産後の母乳のケアもできないのに?

子どもがかわいそうだよ」

 

というような内容のもの。

 

ま、反応しないのが一番なので、

すぐに消したのですが。笑

 

全員に好かれようとは思っていないし、

最初に見た時、げ!と思ったくらいで氣にしてないけど、

 

少しだけ反論させてもらうと、

「美空は自分で選んで、このお腹に宿っている」

ということ。

 

「じゅんこが妊娠する前からプライベート出産がしたい!」

と思っていて、

「美空がそうやって家族だけでゆっくりとお産してくれるところに産まれたい!」

といって、きているわけです。

 

 

ま〜その人には分からんだろうが。

人生を魂の視点で見た方が、生きるのがラクになるよ。

 

ご心配いただかなくても、

美空もじゅんこもこうぞうも超絶MAX幸せです♡♡

 

という話でした。

 

終わり。

 

写真は今日の美空。

*************

 

じゅんこと関わってみたい♡

プライベート出産の音声が聴きたい!

という人はこちらから。(現在家に引きこもり期間なので、結構返信してます。笑)

 

じゅんこの公式LINE@登録はこちらから 
https://line.me/R/ti/p/%40rbi2986j

ID検索はこちらから
@rbi2986j

プライベート出産の音声は、ホーム投稿を見てもらえると聴けます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


関連記事