プライベート出産〜体験記2

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これの続き。

プライベート出産〜体験記1

http://childmindart.jp/puribatebirth5/

 

********

少し戻って前日の朝。

身体がチョコレートを欲していた。

ので、こうぞうに買って来てもらって食べた。

 

すると、身体が出産の準備のために、

もの凄く排泄機能を発揮し出した。笑

 

病院とかでは、下剤とかを飲まされるみたいだけど、

そんなものいらないなと思った。

 

チョコレート食べたいなと思ったのも、

後から考えれば、その排泄作用を助けるために、

身体が求めていたんだろうなと思う。

 

じゅんこは、何度も何度もトイレに行って、うんこした。笑

 

でも、ほら、言うじゃん?

出産の時にうんこと一緒に生まれてくるって。

(こうぞうもそうだったらしい)

 

それが悪いことだなんて全然思わないけど、

身体の感覚に素直になっていれば、

「身体が一番いいようにしてくれる」

んだなとおもた。

 

って話。

 

******

話は戻って、朝8時頃。

こうぞうが起きてきた。

 

陣痛の間隔は2〜3分ぐらい。

陣痛アプリというのを使って間隔を計っていた。

 

なんとなくお昼すぎには生まれるんじゃないか?

 

と2人とも思っていた。

 

が、しかし…

 

12時の時点ではこんな感じ

 

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思いっきり辛そうなんだけど、

こうぞうが買ってきてくれたエクレアを食べて、

口の周りにチョコがついてる大人の図。笑

(食べたいものを食べたい時に食べたいように食べる

が一番の健康法だと思う)

(そして、それができるのはプライベート出産だから)

 

この時点ではすでに、1分間隔。

 

だけど、いきむ度に出血していたので、

お風呂のお湯がどんどん血の色に染まっていく。

 

お湯を変えるために、こうぞうは塩を買い足しに行ってくれた。

 

 

その間にも、何度か陣痛。

 

(こうぞうはすぐに帰ってきた)

 

どんどん辛くなってきた。

 

そして、またどんどんお湯の色が変わる。

 

だんだんと不安になってくる。

 

じゅんこは、全身力んでいきんでしまっていた。

 

お股に自分で手を入れて、

どのくらい降りてきているか確認するんだけど、

全然降りてこなくて、

少しずつ意気消沈していくじゅんこ。

 

全身で力めば力むほど、どんどん体力を消耗していく。

 

「はー」って息を吐ききってみるも、

それはそれでその時はもっと痛く感じて、

いきむ方が一瞬痛いだけでラクだった。

 

それから、いきむ時もこうぞうに手伝ってもらったりした。

 

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↑↑こんな感じで支えてもらって一緒にいきんだ。

(翌日じゅんこはもちろんこうぞうも全身筋肉痛になったくらい)

 

 

じゅんこの頭の中はもう、

「痛い」「怖い」「早く出てきて」

それと同時に、

何度も何度も回旋して生まれてくるイメージ、

息を吐ききってゆるみきるイメージをしたが、

何度やってもうまくいかない。

 

そうしているたびに、また強い陣痛がくる。

じゅんこは、声を出して、

「はーーーーーーはーーーーーーーー」

と息を吐いたり、

「んーーーーーー」

といきんだりした。

 

だけど、美空は全然降りてこない…

うまくいかない…

 

とうとう溢れ出してきた言葉は、

「怖いよ〜」だった。

 

その言葉と共に、今まで押さえていた涙が溢れて流れた。

 

こうぞう「怖いなあ。よしよし。

じゅんこはどうしたい?じゅんこの中のじゅんこはなんて言ってる?」

 

じゅんこ「(救急車を呼ぼうかな…もういいかな…頑張ったよな…

美空が無事で生まれるならそれでいいよな…もういいよな…)」

そんなことが頭を巡りに巡り、

もう喉まで言葉がでかかっていた。

 

こうぞうも言葉にはしないけれど、

その氣持ちは同じだった。

 

だけど、こうぞうにそれを伝えようとする度に、

強い陣痛がやってきて、

話をするどころではなくなった。

 

今思えば、こうぞうもじゅんこも、

「子どもの生まれる力を信じる」

という軸がぶれて、

怖くなって、信じきれなくなっていた。

 

だけど、美空は

「大丈夫だよ。美空はここで生まれたいよ。」

そう言ってくれてたんだと思う。

 

 

 

そして、ここでじゅんこは氣がついた。

「ああ、これは美空のタイミングを無視して、

自分のタイミングだけでやっているからうまくいかないんだ

美空の生まれる力を信じて、サポートするのがじゅんこの役割なのに

 

と、ショックを受けた。

 

 

じゅんこは、さっきまで痛くて、怖くて、とても興奮していたが、

意気消沈して、少し落ち着いた。

 

すると、陣痛の波も不思議と落ち着いてきていた。

 

意気消沈じゅんこ

↓↓

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じゅんこは、自分の軸を取り戻すために、

こうぞうに助産師ばあちゃんの大丈夫やでという本を読んでもらった。

https://www.amazon.co.jp/大丈夫やで-~ばあちゃん助産師-せんせい-のお産と育児のはなし~-坂本-フジヱ-ebook/dp/B00C9VSWHQ

 

「お産がゆっくり進むには理由がある」

 

「あれこれ考えるのではなく、来たものを受け止めること」

 

「子どもは絶対に自分が死ぬような生まれ方はしない」

 

 

この言葉にもの凄く励まされた。

 

 

じゅんこは自分の軸を取り戻しつつあった。

 

「子どもは自分の力で必ず生まれてくる」

「じゅんこは美空が生まれやすいようにサポートするだけだ」

 

精神的にはその軸は取り戻していたが、

肉体的にはもう限界が近づいているのは分かっていた。

 

それまでは何度も何度も、

つるんとするんと生まれるイメージをし、

美空に大丈夫だよと言い続けてきたが、

 

 

「もう無理!」

 

 

「もう限界!」

 

 

 

「美空もう出てきてください!お願いします!!!!!!!」

 

こう心の底から懇願した。笑

 

 

 

その間にも、こうぞうにはずーっと本を読んでもらい、

「大丈夫だよ」「じゅんこは一人じゃないよ。俺と美空がついてるよ」

と頭を撫でてもらっていた。

 

 

そうこうしているうちに、

美空に願いが届いたのか、

それとも、美空の本当のタイミングがやってきたのか、

お股に手を入れると、

頭が降りてきている!!!!!

 

もう、陣痛の波というよりも、

なにかとても大きな力で、

押し出されてくる感覚。

 

 

こうぞうに、「もうでるよ!生まれるよ!」

って言葉で言いたいけれど、

言葉にならない。

 

 

股の一番下で頭が少し触れる。

 

もう少しだ!

 

 

そう思った瞬間、

一瞬のうちに、

頭が出て、身体も出てきた!!!!!

 

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2017年1月25日17時8分

 

美空がこの世に降臨した瞬間だった。

 

思い出すだけで泣けてくるね。

 

生まれた瞬間、こうぞうもじゅんこも泣いた。

心の底から、

「無事に生まれてくれてよかったー!!!!!」

「生まれてくれてありがとーーーー!!!!」

そう思って泣いた。

 

陣痛の間、じゅんこは怖いと泣いていたが、

こうぞうは、氣持ちを受け止めながら、

「大丈夫」と支えてくれていた。

 

こうぞうはこの瞬間はじめて涙を流していた。

 

 

美空を抱いて、

「生まれてくれてありがとう」

「愛してるよ」

と何度も何度も伝えた。

 

5分くらいすると胎盤もするんと出てきた。

 

無事に生まれてくれて本当によかった!!!

 

 

 

のだが、その後も落ち着くまでにはまだまだ色々と大変だったのである。

 

続きはこちら。

「プライベート出産〜体験記3」

http://childmindart.jp/puribatebirth8/

 

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超長い文章読んでくれてありがとう。

これと同じような

【プライベート出産体験記】の音声撮ったので、

興味ある人はこちらから登録して、

ホーム投稿のところを見てもらえれば聴けるよ♡

 

あと、今日の21時に美空の怪獣泣き音声配信します。笑

写真は今日の一コマ。(美空が生まれて一週間がたちました。ありがとう。)

 

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