人生の外側から逃げるってのは、今やりたくないことや、職場や、学校や、ママ友や、テストや、入試や、家事のこと。

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内側に向き合うというのは、どうして今自分はこんなに悲しいんだろうか?と自分に問うこと。

これのなにが違うのかというと、
んまぁ、
じゅんこを例にして話していこう。

じゅんこは、子どもの頃から感受性が豊かなタイプで自由人だった。
だけど、長女であんまり手がかからないタイプ。だけど、ほしいものは手に入れるタイプ。笑

ところが、
両親がけんかばかりで、
あのビリビリした空気にいつのまにか、
緊張感を覚えていった。

そこを皮切りに、
中学でバスケ部に入ると、
超厳しい部活生活。
人に氣なんてあんまりつかえないじゅんこは、よく怒鳴られていた。

そして、そんな緊張感とともに、
なんか人と同じじゃないといけない、
世の中の常識やルールは守って当たり前、

そんな思考が無意識に身についた。

で、高校で進学となったとき、
じゅんこは保育士になりたい
という本音に対して、

保育士はコミュニケーション力が必要だから、じゅんこには無理だ。
ピアノもやったことないしな。

となんだかんだ理由をつけて、
他の短大に進んだ。

これも、みんな進学して当たり前、
みんなと同じにしなきゃの思考で。

だけど、行った短大では、
今まで以上の空虚感だった。

やりたくないことを、
やり続けること。

面白くないと感じていることを、
やり続けること。

やりたいと思っていることに、
背を向けること。

やりたいと思っているのに、
行動できないもどかしさ、
切なさ、怖さ。

全てがじゅんこを蝕んでた。

生きてる意味ってなんなんだ?

そういうことをよく考えていた。

だけど、耐え切れなくなって、
半年で休学することにした。

休学後は、
誰とも話したくなくて、
2ヶ月くらいひきこもってた。

自問自答の日々。

自分がやりたいことは、なんだ?

保育士になりたい。

答えは出ていても、
行動できない。

ある日ついに、
黙っていたお母さんが、
部屋にやってきて言った。

「じゅんこ。思ってても考えてても、行動しなかったら、考えてないのと一緒やで。」

私は、そのまま発起し、
必須であるピアノ教室に、
向かった。

インターホンを鳴らし、
中に入れてもらい、
初心者でまだピアノも持ってないんですが、
と言った。

先生は優しそうな人で、
ここのことや、月謝の説明や、
ピアノがないなら、
中古を取り扱っているところを紹介するよ
と言ってくれた。

そのときじゅんこは思ったんだ。
「なんだ。こんなに簡単なことだったのか。」

その教室は、
家から自転車で2分くらいのところにあった。

**********

まず、この頃は、
決断することや、行動することが怖くてたまらなかった。

だから、周りに流されて決めた短大という外側の環境から逃げた。

だけど、
自分の内側の、
保育士になりたい!
って感情からも逃げた。

しかし、
向き合った瞬間、
行動できた。
しかも、いとも簡単に。

外側から逃げるというのは、
つまり、
既成概念や、
思い込みから、
強制的に逃げる=壊す
ということ。

内側から逃げるというのは、
できないのだということ。

だけど、それも、
タイミングなのよ。

だから、あなたが今迷っているなら、
進まなくてもいい時期なのかもしれない。

だけど、
今、
自分の生きたい方へ、
走り出したくて、
飛び出したくて仕方がないなら、

外側からは逃げていい。

ただし、
自分の内側に従おう。

なんといおうとも。

どんな無茶なことも。

それは、感情という方法かもしれないし、
直感という方法かもしれない。
また、何度も何度も同じものを見るという前兆かもしれない。

向き合うのは、
そこに対してだよ。

なんでもかんでも、
向き合う!
って力んで力んで、
自分を責めないで。

外側からは、逃げていい。

じゅんこはこの後、
専門学校に行って、
保育士の資格を取り、
初社会人になった。

だけど、その職場も逃げた。
2年と少しお世話になったけど、
逃げた。

そして、自分の理想とする内側に向き合い、
その理想の職場を手に入れた。

だから、
逃げていいよ。

辛いなら。

今いる場所で咲きなさい
なんて、
古臭すぎる。

逃げていーんだよ。
外側からは。

やめていーんだよ。
やりたくないことは。

だけど、
内側からは逃げられない。

だから、
全部の感情を感じ切ったら、
自分の本音はどこにあるのか、

本当はなにがしたいのか。

自分の魂を輝かせることはなんなのか。

自分に向き合い聴いてみるんだ。

そうしたら、
宇宙が手助けしてくれる。

大丈夫だよ。

一歩踏み出すだけで、
世界は変わり始めるから。

 

*******

 

写真は、じゅんこの絵。

じゅんこは魂を絵で輝かせたい。

 

自分がもらった才能はきっとこれなんだ。


2016-02-13 | Posted in 愛のパートナーシップNo Comments » 

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