まだ喋れない子どもとのコミュニケーションの取り方
赤ちゃんのクラスを初めてもったとき、
「宇宙人だ…」
と思った。
話が通じない。
なにを言いたいのかわからない。
だから、汲み取れない。
意思疎通ができない。
どうすればいいのかわからない…
泣いてたってなにがしてほしいの?
分からないよ…
そう思った。
そう思えば思うほど、
見ている赤ちゃんは泣き出した。
泣いている理由が分からない、
泣かせている自分は悪いやつ
そう自分を責めた。
あるとき、先輩にこう言われた。
「喋れない赤ちゃんは、宇宙人ではないよ。」
「最初は分からないかもしれないけど、関わっていくうちに、なぜ泣いているのか、なにが楽しいのか、必ず分かってくるから。」
と。
そこから、私はこう思うことにした。
【もしかしてこう言ってるんじゃないかな?と思うことをそのまま受け取ること】
「いや、そんなはずない。 」
「赤ちゃんの声(やお腹の子の声)が聞こえるはずない。」
「まだ喋れないじゃない。」
「ただの勘違い勘違い。」
が、
【受け取らない】ってこと。
「もしかしたらこう言ってる氣がする。」
「なんかしらんけどつけたい名前が降りてきた。」
「なんとなくこんな性格な氣がする。」
「きっとこれが好きなんだな。」
が
【受け取る】ってこと。
それから、なんとなくこう言ってるんだなぁって思うことが、
子どもとつながるようになってきた。
そのとき初めて、
「あぁ、赤ちゃんではなくて、
○○くんなんだ。」
「子どもではなくて、
1人の同じ人間なんだな。」
そう思えた。
弱い者を守らねば!と
気負う必要もない。
悪いことは叱らねば!と
自分を律する必要もない。
【この人に必要な学びは、
必要なタイミングで必ず現れる】
だから、
なにがあっても、
どんなことが起きても、
最大の味方であるだけでいいんだと、
初めて就職した保育園で、
【1人の同じ人間】に教えられた。
過剰に手を貸す必要はない。
必ず自分の力でできるから。
求めてくれば、
そっとさりげなく手を貸せばいい。
【弱い者】【守らねばならない者】
を、育てているんじゃないよ。
ただ【1人の同じ人間】と、
共に歩んでいるだけだよ。
「〜しなきゃ!」
「時間守らなきゃ!」
「ごはん食べさせなきゃ!」
「ちゃんと座るように言わなきゃ!」
「マナーを教えなくちゃ!」
「この子にはこう育ってほしい!」
って、自分を縛らないで。
【この子に必要学びは、
必要なタイミングで必ず現れる】
そういう前提で、
「ゆっくりでいいよ。待ってるよ。」
「ごはん食べよ〜ん?お腹すいてないの?んじゃ、もうちょっと遊ぼうか」
「座って食べるんだよ〜あ〜膝にきたいのかなぁ?」
「マナーは人と楽しい時間を過ごすためにあるものだから、愛をもって人と接することをまず見せればいーよね。」
「この子には、この子の体験したい学びがある。こうなってほしいは、押し付けだったなぁ。」
そういう心持ちで、
前提で、
一方通行じゃなくて、
【つながって】みたら、
素直に、
【受け取る】ことも、
【まだ喋れない人と話す】ことも、
できるんじゃないかなぁ。
**********
じゅんこ最近美空の胎動が激しくなってきて、
今起きてるな〜
寝てるな
っていうのが分かるようになってきた。
胎動感じはじめるのも、
15週って早いらしんだけど、
「これかもしれない」
っていうのを、
ただ素直に、
【受け取った】だけなんだよね。