イヤイヤ期わがままとの向き合い方
どういうことかってのは、つまり、あなたが買い物にでかけるとする。こどもは2歳くらいとしよう。少しお話はできるが、自分の気持ちまでは言語化できないくらい。
あなたは買い物がおわり、夕飯の支度をせねばならず、急いでいた。
すると、近くの公園を通る、
大好きな滑り台を見つける。
「しゅべりだい!!(滑り台)」
といって、走り出そうとする。
あなた「ダメダメ。今日はママ急いでるから、今度にして。」
子ども「いやだーーーーーー!!!!!!しゅべりだいしゅるーーーーー!!!!!!ギャーーーーーーーー!!!」
あなた「(あぁ。きたぁ。まただよ。)明日!明日の朝公園行こう!」
子ども「いやだーーーーーー!!!!!!しゅべりだいしゅるのーーーーーー!!!!!!うぎゃーーーー!!!」
あなた「もう!!!!なんで言うこと聞いてくんないの!!!!!ワガママばっかり!」
子ども。しばらく大声で泣き叫ぶ。
困り果てるあなた。
さて、たぶん2歳前後のお子さんをおもちの方は、だいたいがこういう経験があるんじゃなかろうか?
2歳前後は、自我の芽生えの時期で、
いわゆる、イヤイヤ期、正式には第一次反抗期と呼ばれるの。
親からすれば、大変めんどくせ〜時期。笑
なのだが、
自分ってものは、どんなだっけ?
どうやって感情を出して、
自我ってものはどんなだっけな?
って自分を知る、自分をだす、
大切な大切な育ちの段階なのね。
んじゃ、ここから先はどうなるか?
てーと、
①子どもを抱きかかえて帰る
②子どもの言うことを聞いて滑り台で遊ぶ
③なにか違うもので誘って帰る
こんなとこかな?
でも、あなたは早く帰って夕飯の支度がしたかったから、
どれをとっても、
自分の想いを遮断された
という気持ちになり、
釈然としない。
あなた「なんでいつもワガママ聞いてるのに、たまには聞いてくんないの?!」
という気持ちでいっぱいになる。
ここで、
じゃあ、最初に戻ってみよう。
巻き戻し⏪
大好きな滑り台を見つける。
「しゅべりだい!!(滑り台)」
といって、走り出そうとする。
ここで、転換。
あなた「よし!滑り台私も思いっきり滑ってみるか!!」
こども「うきゃー(≧∇≦)」
結果、ぐずってた時間よりも、
早く帰宅する。
自分もいっちょ楽しんでみる!
これだけ。
滑り台が好きなのは、
階段を上り下りする脚力がついたから、
座って滑る腹筋力がついたから、
大好きなあなたにそれを見てほしいから。
大好きなあなたと、大好きなことをやりたいから。
今を楽しむ。
予定変更でさえ、
ちょっと面白がってみる。
だってさ、
夕飯作りたいのだって、
大好きな子どもに、
大好きな旦那さんに、
それから大切な自分に、
ご飯を作ってあげたかったから
だよね。
愛が出発点なんだよね。
早く食べさせて、
早く寝かせてあげたいんだよね。
だけどね、
もう諦めちゃうの。笑
ちゃんとしなきゃ!
ちゃんと育てなきゃ!
ちゃんとご飯作んなきゃ!
じゃなくて、
まぁいっか〜、
やりたいんなら、飽きるまでやんな〜、
お腹空いたら帰ろうぜ〜
ぐらいで丁度いい。
ちゃんとやんなくていい。
ちゃんとしなくても、育つから。
ちゃんとご飯つくんなくてもいい。
そんなあなたを選んで生まれてきてるから。
ちゃんとじゃなくて、
楽しんでみて。
そしたら、きっと、
あなた自身がラクになる。
あなた自身が楽しくなる。
それでいいんだよ。
それがいいんだよ。
子どもは、
大好きなあなたに見てほしかった、
大好きなあなたと一緒に遊びたかった
だけだから。
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しかしながら、私は怒ることがいけない!
とは一言も言ってないぜ!
怒っていい。
泣いてもいい。
笑ってもいい。
間違ってもいい。
親は完璧だ!
なんて子どもは思ってないから。
子どもはあなたらしいあなたを見て、
あなたの元にやってきたんだから。
いい親になんてならなくていい。
なんも心配なんてしなくていい。
子どもは自分の力で大きくなるから。
あなたはあなたらしく、
人生を楽しむことが、
自分も子どもも家族も、
周りの人も、
みんなみーんなを、
幸せにする行為なんだぜ!!!